リサイタル
娘が以前お世話になっていたB先生が主催するリサイタルがありました。
現在娘がついてる先生は、プロとしても活躍なさってる先生で、リサイタルはやらない方なので、B先生(娘の現在の先生と面識がある)は「一度でも多く演奏の機会があったほうがいい」とご好意で毎回声をかけて下さいます。
B先生は、現在大学生でチェロ専攻です。そう、専門はチェロなんですが、高校生のときから沢山の生徒にチェロ、バイオリン、ピアノの個人レッスンをしている人。娘がお世話になっていたときは、彼女は高校生でした。子供ゆえか?お世辞とかはナシで、実に正直な意見を常に言ってくれるので親としては本当にありがたく、私が彼女を好きな理由でもあります。
当時から、レッスンの仕方、生徒への接し方、親とのコミュニケーションを始めリサイタルの仕切りまで、大人顔負けなB先生でしたが、大学に進んで益々人間の幅というか深みが出来たような気がします。
B先生と同じ大学でピアノ専攻の韓国人の学生の子がリサイタルでのピアノ伴奏でした。彼女達の大学は同じ州内なんですが車で2時間以上離れているところで、B先生は基本週末しかこちら(実家)には帰って来ないため忙しく、ピアノとのリハーサルもリサイタル当日、その三時間後にはリサイタルというスケジュールでした。
(B先生宅でのリハーサル)
B先生の生徒はチェロの子が殆どなので、
今回も、17人中、娘を含む2人だけがバイオリンで、あとはチェロ演奏でした。
(リサイタル会場での生徒さんたちのチェロ大集合^^)
リサイタル、来る度に、毎回、子供達が大きくなっていて、演奏も上手になっていて、
親戚の子供を見るような目で見てしまう私です。
ひとり、前回のリサイタル(今年の6月)直前にチェロを習い始めたばかりの中学生の男の子がいたのですが、なんとなんと、このたった半年の間にあり得ない程の素晴らしい上達をして、コンチェルトコンペで一位になったとか!えええ?前回キラキラ星弾いてなかったっけ???
あの子が?嘘でしょ?と演奏聴いたら、まあ!すごい。こんなに最短期間でここまでになる子っているんですねえ。
後で本人に聞いたら、「一曲を細かくパートに分けて、それぞれを、完璧になるまで練習し、出来たら次に進むんです」みたいなこと、言ってました。すごいなー。すごいなー。うちもそんな風に自主練出来る日が来るのかしら。。
リサイタル後は、恒例のポットラック(持ち寄りパーティ)です。
(会場到着後、まず持って来た物をこんな感じで置きます)
毎回顔を合わせる日本人の親御さんから、娘の演奏についてお褒めの言葉をいただきました。高校生の息子さん(チェロ)は、中学まではバイオリンをやっていたらしく、娘が今回演奏した曲を息子さんも中学の時に弾いたんだそうです。演奏曲を知ってる方からの意見ってすごく貴重だしありがたいです!
「すごく聴かせる演奏だったね」「曲に入り込んでいたね」
と言われたのが、すごく嬉しかったです。
といっても、一曲目は一部あり得ないトチリをしましたし(汗)
二曲目は100%に仕上がってはなかったですね。
B先生の、「リサイタルは経験だから、コンペじゃないんだから場数を踏むことに意味があるから」という言葉に甘えさせてもらった、娘でした。
遅くまで、ご苦労様でした。